<相場の読み筋>11月15日
2021/11/15 7:45
前週末12日の米国株式は、NYダウが前日比179.08ドル高の3万6100.31ドルと4日ぶり反発、ナスダック総合指数が同156.677ポイント高の1万5860.958ポイントと続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億6708万株、ナスダック市場が52億2829万株だった。前日11日が休場だった債券市場で、米10年物国債の利回りが小幅な上昇(価格は下落)とどまったことから、金利上昇への警戒感が後退した。また、NYダウは直近3日間で510ドルを超える下げをみせていたことから、短期的なリバウンドを狙った買いも入ったもよう。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、メタ(旧フェイスブック)<FB>やアルファベット(グーグルの持株会社)<GOOG>、アップル<AAPL>などが買われ、同指数の上昇を支えた。
15日の東京株式は続伸か。米長期金利の落ち着きなどを背景に12日の米国株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、買いが先行しよう。前週末引け後に東エレク<8035.T>が22年3月期の連結業績予想を上方修正したことで、半導体関連株物色が強まりやすい点も追い風になりそう。また、前週末に株価指数先物・オプション11月限のSQ(特別清算指数)算出を通過し、需給面で軽くなっとみられ、政府の経済対策への期待感も引き続き支えとして意識されよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末12日の大阪取引所終値比110円高の2万9710円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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