FRONTEOがS高で高値更新、リーガルテックAI事業が好調で22年3月期業績予想を増額

株式

2021/11/16 15:57

 FRONTEO<2158.T>が前日比500円高の3445円を付けてストップ高し、上場来高値を更新した。

 15日大引け後に22年3月期業績予想の上方修正を発表し、連結売上高を従来予想の108億円から112億円(前期比8.0%増)に、営業利益を12億円から18億円(同3.5倍)に、純利益を7億2500万円から11億円(同3.1倍)に引き上げた。

 同社は主に米国で、法的紛争や訴訟の段階で必要な証拠データの収集、調査分析を行うディスカバリ(国際訴訟支援)サービスを手掛ける。さらに、独自開発のAI(人工知能)エンジン「KIBIT」「Concept Encoder」を活用した幅広い事業展開も推進している。

 今期はリーガルテックAI事業が好調に推移しており、特に日本・アジア地域でAIレビューツール「KIBIT Automator」を活用した案件が想定以上に増えた。利益率の高い複数の大型案件の受注もあった。

提供:モーニングスター社

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