<米国株情報>ファイザー、新型コロナ経口治療薬の緊急使用認可を申請

株式

2021/11/18 10:42

 医薬品大手ファイザー<PFE>は16日、FDA(米食品医薬品局)に対し、新型コロナウイルスの初期感染者向け経口薬「パクスロビド」の緊急使用認可を申請したと発表した。FDAは数週間以内に新薬の緊急使用について審査する見通し。

 パクスロビドは経口薬のため入院を必要とせず、自宅での服用が可能となる。同社では陽性者や発症者と同居している18歳以上の成人への使用を目指している。

 ファイザーによれば、臨床試験の結果では、発症から3日以内に1日2回、5日間服用した場合、重症化リスクや死亡リスクを89%低下させることができたとしている。米政府は今週中にも1000万回分のパクスロビドの購入契約を結ぶ計画だ。

 現在、医薬品各社は新型コロナ向け経口薬の開発を競っている。医薬品大手メルク<MRK>は感染症薬大手リッジバック・バイオセラピューティクスと共同開発した軽・中等症向け経口治療薬の緊急使用認可をすでに申請済みで、FDAは11月30日に審査を行う予定。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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