明日の日本株の読み筋=模様眺めムードが広がりそう

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株式

2021/11/25 16:54

 26日の東京株式市場は、模様眺めムードが広がりそう。現地26日の米国株式市場が感謝祭の翌日で短縮取引となり、米機関投資家のクリスマス休暇入りも本格化することが予想される。東京市場で高い割合を占める海外投資家の売買減少が見込まれ、動意に乏しい展開となる場面もありそう。市場では「当面は、米国のブラックフライデーやサイバーマンデーなどのクリスマス商戦の状況を確認したいところでもあり、手控えムード強まる場面も想定される」(中堅証券)との声が聞かれた。

 25日の日経平均株価は、前日比196円62銭高の2万9499円28銭と反発して取引を終了した。前場に続き、後場も買いが先行したものの、手掛かり材料に欠ける中、現地25日の米国市場が感謝祭の祝日で休場となることもあり、模様眺めムードも強まった。取引終了間際に上げ幅を縮小し、後場の安値で取引を終えるなど、手じまい売りも出たもよう。

提供:モーニングスター社

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