30日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、113円台後半でもみ合いか

為替

2021/11/30 8:43

ドル・円予想レンジ:1ドル=113円20銭-114円20銭

 30日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=113円後半を中心にもみ合うものとみられる。

 29日米国時間、オミクロン株感染拡大についてバイデン米大統領が、現状でロックダウン(都市封鎖)は考えていないとの考えを示し、過度なリスクオフムードが後退。主要米株価指数は揃って反発し、ドル・円はドル買い・円売り優勢の展開となった。

 30日東京時間で、前日の米国時間の流れを受け継ぎ日経平均株価が買い先行で始まれば、ドル・円をサポートするとみられる。ただ、オミクロン株の感染拡大が収まっているわけではなく、依然リスクファクターとして意識されるため、ドル・円も積極的に上値を追う展開にはなりにくいだろう。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月鉱工業生産、2年国債入札

米国:9月FHFA住宅価格指数、9月S&PコアロジックCS住宅価格指数、11月消費者信頼感指数、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が議会証言、クラリダFRB副議長、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁に発言機会

その他:中国11月製造業PMI(購買担当者景気指数)、中国11月非製造業PMI、インド7-9月期GDP(国内総生産)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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