<米国株情報>ハーツ、20億ドルの自社株買い発表

株式

2021/12/1 10:33

 レンタカー2位のハーツ・グローバル・ホールディングス<HTZ>は11月29日の取締役会で、株主への利益還元策の一環として、最大20億ドルの自社株買いを行うことを決めた。

 今回の新しい自社株買いプログラムには11月に決めた3億ドルの自社株買い枠(現在は2億ドルに減少)が含まれる。終了時期は設定されていない。20億ドルの自社株買いは同社の11月26日時点の時価総額の18%に相当する。

 同社は20年5月、新型コロナウイルス感染症の拡大を背景にした旅行需要の急減を受けて連邦破産法第11条の適用を申請して経営破綻した。その後、ナイトヘッド・キャピタル・マネジメントなどプライベートエクイティ(PE)ファンド大手3社の企業連合が買収を提案。21年6月10日に連邦破産裁判所が同計画を承認し、ハーツは破産法第11条の適用から除外された。

 ハーツの株式は7月1日からOTC(店頭市場)で取引されていたが、11月9日からナスダック店頭市場に再上場を果たしている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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