トリケミカルが続急伸、第3四半期は大幅な増収増益を達成

株式

2021/12/1 10:58

 トリケミカル研究所<4369.T>が続急騰。11月30日引け後の決算発表で、22年1月期第3四半期(21年8~10月)が大幅な増収・増益となったことが好感された様子。株価は前日比130円高の3630円まで値を上げている。

 22年1月期第3四半期累計(21年2~10月)は売上高85億2700万円(前年同期比16.2%増)、営業利益23億5000万円(同6.7%増)だったが、第3四半期に限ると、売上高31億6000万円(同25.0%増)、営業利益8億9300万円(同36.2%増)と、大幅な増収増益を達成している。

 自動車業界向けに代表されるように半導体の生産が需要に追い付かない状況下、日本・台湾・韓国を中心とする東アジア地域に向け、顧客からの需要の増加に応えるべく生産設備の導入や人員増強等を行うとともに、時差通勤・シフト勤務等を行うことで、感染防止に努めながらも生産性の向上および新規製品製造のための体制構築を積極的に図ったことが奏功した。

 午前10時42分現在の株価は70円高の3570円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ