日経平均276円高と大幅反発し高値引け、2万8000円回復、コロナ飲み薬承認申請報道も支え=3日後場

 3日後場の日経平均株価は前日比276円20銭高の2万8029円57銭と大幅反発し高値引け。2万8000円回復は11月29日(終値は2万8283円92銭)以来4日ぶり。

 朝方は、2日の米国株高を受け、買いが先行したが、まもなく下げに転じた。時間外取引での米株価指数先物安が重しとなり、一時2万7588円61銭(前日比164円76銭安)まで下落する場面があった。一巡後は下げ渋り、後場に入り再度プラス圏に盛り返し、先物買いを交えて上げ幅拡大の流れとなった。米株先物が持ち直すとともに、日本経済新聞電子版が午後に米製薬大手メルクの日本法人MSDは3日、新型コロナウイルスの治療薬候補について厚生労働省に製造販売承認を申請したと報じ、支えとなった。

 東証1部の出来高は12億3333万株、売買代金は2兆9347億円。騰落銘柄数は値上がり2015銘柄、値下がり138銘柄、変わらず31銘柄。

 市場からは「おおむね米株先物に連動した動きで、それに日経報道が後押しした印象だ。ただ、自律反発にしては戻りが弱い。マーケットは調整継続派と先高期待派が二分しているようだ」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株が上昇。西武HD<9024.T>、東急<9005.T>、JR東日本<9020.T>などの陸運株も高い。東レ<3402.T>、ユニチカ<3103.T>などの繊維製品株や、三井不<8801.T>、住友不<8830.T>、東急不HD<3289.T>などの不動産株も引き締まった。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>、東製鉄<5423.T>などの鉄鋼株も値を上げた。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>、アコム<8572.T>などのその他金融株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>、マネックスG<8698.T>などの証券商品先物株も買われた。

 半面、その他製品株では、任天堂<7974.T>が安い。

 個別では、Gunosy<6047.T>が連日のストップ高となり、東京綱<5981.T>、オープンドア<3926.T>、ヴィッツ<4440.T>、中京銀行<8530.T>などの上げも目立った。半面、ラクーンHD<3031.T>がストップ安となり、コーエテクモ<3635.T>、不二電機<6654.T>、木村化工機<6378.T>、ペプチドリーム<4587.T>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、32業種が上昇した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

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