<特集>バリュー株をマーク(3)=高砂香―エアケアや衛生意識の継続が支え

株式

2021/12/3 17:03

 高砂香料工業(高砂香)<4914.T>をマークしたい。同社は22年3月期第2四半期(21年4-9月)の決算発表時に、通期業績予想を上方修正。売上高を従来予想の1510億円から1650億円(前期比9.7%増)に、営業利益を50億円から70億円(同11.3%増)に引き上げ、一転して営業増益となる見込みとした。為替相場が想定よりも円安基調で推移したことに加え、同社フレーバー部門および米国子会社のフレグランス部門の業績などが想定を上回って推移していることを織り込んだ。

 新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の感染拡大が懸念されているなか、人々が感染を警戒し、自らが行動を制限する事態となった場合、前回の感染拡大の際には、エアケアの加熱式芳香器、アロマキャンドルなどの売上が拡大していることから、業績の支えとなることもありそう。また、衛生意識の高まりも継続するとみられ、ボディシャープやハンドソープの売上も堅調に推移することが期待される。

 株価は、11月29日に直近安値となる2601円を付けた後、戻りを試す場面となっている。PERは8.8倍で、同社株が所属する化学株の平均PER17.9倍を大きく下回り、評価不足の状況にある。PBRも0.5倍台と解散価値とされる1倍を割り込んでおり、割安の状況にある。

提供:モーニングスター社

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