新興市場相場アンケート:注目株=第1位・日本電解

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2021/12/30 17:30

EV絡みのビッグウエーブに乗る

 新興市場の注目銘柄トップには日本電解(5759・M)が選ばれた。6月にIPO(新規上場)した車載電池用と回路基板用の電解銅箔(どうはく)の専業メーカーで、EV(電気自動車)関連銘柄として上場後も人気を集めている。

 

 

 電解銅箔精製では車載電池用銅箔が売上高の60%以上を占める。EV、またハイブリッド自動車に搭載されるリチウムイオン電池の素材として使用され、日米の大手自動車メーカーへの販路を確保する、純度の高いEV関連銘柄だ。トヨタ自動車(7203)の巨額投資計画、米テスラ<TSLA>の活躍など、関連銘柄を刺激する材料が多く浮上しており、投資家の注目度が高まっている。

注目銘柄

 11月、半導体不足などを理由に今3月期業績の利益計画を減額しているが、株価へのマイナス影響は長期化せず、年末に向けて上昇基調に入っている。11月5日に付けた上場来高値5480円の奪回は遠くなさそうだ。(画像クリックで「新興市場の注目銘柄一覧」拡大版にジャンプ)

(写真:123RF)

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