米国株式市場:FOMC議事要旨を受け金利上昇、NYダウが3日ぶり反落、ナスダックは続落

株式

2022/1/6 7:46

 5日の米国株式は、NYダウが前日比392.54ドル安の3万6407.11ドルと3日ぶりに反落、ナスダック総合指数は同522.545ポイント安の1万5100.174ポイントと続落して取引を終了。ナスダック総合指数は、20年9月3日(598ポイント安)以来、1年4カ月ぶりの下落幅となった。出来高概算は、NY市場が10億3139万株、ナスダック市場が51億13万株。

 前年12月に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事要旨が公表され、予想よりも早いタイミングでの利上げや、保有資産の縮小が必要となる可能性が示された。議事要旨を受け、米10年物国債の利回りが一時1.7%台に上昇(価格は下落)。相対的な割高感が意識されハイテク株を中心に売られる展開となった。ナスダック総合指数は、アルファベット(グーグルの持ち株会社)<GOOG>やマイクロソフト<MSFT>、アップル<AAPL>などが下落し、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比270円安の2万9000円だった。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ