11日の東京株式市場見通し=続落後、弱含みの展開か

国内市況

株式

2022/1/11 7:47

 予想レンジ:2万8000円-2万8300円(7日終値2万8478円56銭)

 11日の東京株式は続落後、弱含みの展開か。前週末7日の日経平均株価は下げ渋る動きをみせていたものの、現地10日の米国株式が不安定な値動きとなったことから、売り優勢のスタートとなりそう。現地11日には、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の上院での議会証言を控えることから、時間外取引での米株価指数先物の動きをみたいとして、様子見姿勢が強まりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の前半(前週末7日は115円89-90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同131円00-04銭)と円高方向に振れている。10日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、富士通<6702.T>、ソニーG<6758.T>などが、前週末7日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比265円安の2万8185円だった。(高橋克己)

11日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・11:00 12月車名別新車販売

・14:00 11月景気動向指数(速報値)

・15:30 東京証券取引所が上場企業の所属する新市場(プレミアム、スタンダード、グロース)区分を発表

・決算発表=安川電機<6506.T>、コスモス薬<3349.T>、イオンモール<8905.T>、キユーピー<2809.T>、クリエイトH<3148.T>、コーナン商<7516.T>

【海外】(時間は日本時間)

・ 9:30 豪11月小売売上高

・21:00 メキシコ11月鉱工業生産

・24:00 パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が米上院公聴会に出席

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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