米国株式市場:米国債利回り低下を受け、NYダウ5日ぶり反発、ナスダックは続伸

株式

2022/1/12 7:46

 11日の米国株式は、NYダウが前日比183.15ドル高の3万6252.02ドルと5日ぶりに反発、ナスダック総合指数は同210.621ポイント高の1万5153.449ポイントと続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億5279万株、ナスダック市場が43億2401万株だった。

 パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は米上院公聴会で、想定よりも物価高が長引けば、多くの利上げを実施する可能性があると発言。利上げ回数は、指標次第によるとし、インフレや供給制約問題の動向を見極める考えを示した。同議長の証言後、前週末から上昇していた米10年物国債の利回りがやや低下(価格は上昇)し、リスク回避姿勢が弱まる格好となった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やアマゾン・ドットコム<AMZN>、インテル<INTC>などが買われ、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比305円高の2万8455円だった。

提供:モーニングスター社

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