12日の米国債券市場見通し=米12月の消費者物価指数に注目

債券

2022/1/12 15:38

予想レンジ:米長期債利回り 1.60%-1.85%

 米12月の消費者物価指数に注目

 パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は上院銀行委員会での公聴会で証言し、年内に利上げを始め、おそらく年後半に保有資産の縮小を始めるだろうと語った。発言内容は市場の想定の範囲内と受け止められ、現地11日の米債券は買われ、長期債利回りは1.73%に低下した。

 12日東京時間の米長期債利回りは1.73%。本日発表される米12月の消費者物価指数が注目されている。物価の高止まりが続いていれば、米債券は再度売られる可能性があるが、反対に物価にピークアウト感が見られると買い戻しも。

提供:モーニングスター社

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