日経平均は76円安と反落、一段高後に下げ転換、時間外の米金利上昇に米株先物安が重し=18日後場

 18日後場の日経平均株価は前日比76円27銭安の2万8257円25銭と反落。朝方は、欧州主要株価指数の上昇を支えに買いが先行した。昼休みの時間帯に日銀が金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決定、日経平均先物が一段高した流れを受け、後場入り直後には2万8690円34銭(前日比356円82銭高)まで上伸する場面があった。ただ、買いは続かず、一巡後は先物主導で下げに転じた。時間外取引での米長期金利の上昇とともに米株価指数先物の下げが重しとなり、一時2万8129円66銭(同203円86銭安)まで下落した。その後は下げ渋ったが、戻りは限定された。

 東証1部の出来高は12億2657万株、売買代金は2兆8125億円。騰落銘柄数は値上がり538銘柄、値下がり1557銘柄、変わらず89銘柄。

 市場からは「日銀決定会合の結果発表後に一段高となったが、先の『利上げの可能を議論』との観測報道をにらんで売った向きが買い戻したのだろう。もっとも、米長期金利上昇の影響は大きく、一気に売りに傾いた。来週はFOMC(米連邦公開市場員会、現地25-26日開催)を控えており、それまでは方向感が出にくいのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>、神戸鋼<5406.T>、東製鉄<5423.T>などの鉄鋼株が下落。王子HD<3861.T>、レンゴー<3941.T>などのパルプ紙株や、ブリヂス<5108.T>、TOYO<5105.T>などのゴム製品株も安い。三井倉HD<9302.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸関連株もさえず、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、りそなHD<8308.T>などの銀行株も売られた。東海カ<5301.T>、板硝子<5202.T>などのガラス土石株や、キッコーマン<2801.T>、日清食HD<2897.T>などの食料品株も値を下げた。

 半面、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株が堅調。HOYA<7741.T>、シチズン時計<7762.T>などの精密株も高い。JR西日本<9021.T>、西武HD<9024.T>などの陸運株や、OLC<4661.T>、エムスリー<2413.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も値を上げた。

 個別では、グレイス<6541.T>(監理)がストップ安となり、フィルC<3267.T>、愛三工<7283.T>、メディアドゥ<3678.T>、OKK<6205.T>などの下げも目立った。半面、シュッピン<3179.T>、JTEC<3446.T>、リソー教育<4714.T>、ドリームI<4310.T>、Gunosy<6047.T>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、26業種が下落した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

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