<米国株情報>マイクロソフト、ゲーム大手アクティビジョンを約7.9兆円で買収

株式

2022/1/19 14:00

 マイクロソフト<MSFT>は18日、ゲームソフト大手のアクティビジョン・ブリザード<ATVI>を687億ドル(約7兆8700億円)で買収すると発表した。1株当たりの買収額は95ドル。買収が完了すれば、売上高で中国テンセント、ソニーグループ<6758.T>に次ぐ世界3位のゲーム会社となる。

 アクティビジョンは、人気シューティングゲーム「コール オブ デューティー」シリーズなどを手掛けており、これまではソニーの「プレイステーション」シリーズにもソフトを投入してきたが、買収によりマイクロソフトが独占的に販売することが可能になる。マイクロソフトは、PCやモバイル機器など広範囲にわたるビデオゲーム事業を強化できることに加え、「メタバース事業の構築にも寄与する」としている。

 マイクロソフトは買収完了時期を23年6月期中としているが、買収には独占禁止法当局による審査を経る必要があり、買収額が大きいだけに、当局の承認を得るまでに1年以上かかるとの慎重な見方もある。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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