<新興国eye>前週のブラジル株、レアル高・原油高を好感し続伸=BRICs市況

新興国

2022/1/24 10:01

 前週(17-21日)のブラジル株式市場は21日のボベスパ指数が前日比0.15%安の10万8941.7、週間ベースでは14日終値比1.88%高となり、続伸した。

 週明け17日の指数は反落して始まった。米株市場がキング牧師生誕記念日の祝日で休場となった影響で買いが手控えられ、マイナス圏で引けた。ただ、ブラジル中銀が発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」で、22年実質GDP(国内総生産)見通しが前週予想の0.28%増から0.29%増に4週ぶりに引き上げられたことや、21年11月IBC-Br(経済活動指数)が前月比0.69%増と、5週ぶりに増加したことが支援し、下値は限られた。

 18日は反発し、20日まで3連騰した。

 18日は、ウクライナ国境をめぐる地政学リスクの高まりで原油先物価格が急伸したことを受け、資源セクターが買われ、指数の上げを主導した。

 19日は、通貨レアルが対ドルで急伸したことが好感され、買い優勢となった。

 20日は、引き続き、レアル高が好感され、買い安心感が広がる中、循環物色でグロース株が買われ、相場を押し上げた。

 週末21日は小反落。連日の相場上昇を受け、利益確定売りが出た。

 今週(24-28日)の株式市場はオミクロン株感染拡大や、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、米早期金融引き締め懸念、国内の政治動向、社会保障の拡充に伴う財政規律問題、さらには25-26日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)も注目される。主な経済指標の発表予定は25日のジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)1月消費者信頼感指数や26日の1月中旬時点のIPCA(拡大消費者物価指数)、28日のFGV1月IGP-MIインフレ指数など。

<関連銘柄>

 ボベスパ<1325.T>、iSエマジン<1582.T>、上場MSエマ<1681.T>、

 上場EM債<1566.T>

提供:モーニングスター社

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