日経平均は66円高と反発、売り一巡後に上げ転換、時間外の米株先物高が支え=24日後場

 24日後場の日経平均株価は前週末比66円11銭高の2万7588円37銭と反発。朝方は、米金融政策への警戒感が根強く前週末の米国株式が下落した流れを受け、売りが先行した。ロシアとウクライナの緊張状態継続なども重しとなり、一時2万7203円33銭(前週末比318円93銭安)まで下落する場面もあった。一巡後は、時間外取引の米株価指数先物高を支えに持ち直した。後場入り後には上げに転じ、一時2万7627円60銭(同105円34銭高)まで値を上げた。ただ、買いは続かず、その後は上値を抑えられた。

 東証1部の出来高は10億8096万株、売買代金は2兆6447億円。騰落銘柄数は値上がり1527銘柄、値下がり582銘柄、変わらず75銘柄。

 市場からは「FOMC(米連邦公開市場委員会)に対する織り込みが進み、通過でアク抜けするとのストーリーもあるが、やはり結果を見極めるまでは軽々に動けない。ただ、資金的に余裕のある向きは押し目歓迎とみられる」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が堅調。川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株も高い。三菱UFJ<8306.T>、みずほ<8411.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も買われた。AGC<5201.T>、太平洋セメ<5233.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株や、東レ<3402.T>、デサント<8114.T>などの繊維製品株も値を上げた。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も引き締まった。

 半面、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>、SBI<8473.T>などの証券商品先物株が軟調。HOYA<7741.T>、テルモ<4543.T>などの精密株や、任天堂<7974.T>、バンナム<7832.T>などのその他製品株も安い。西武HD<9024.T>、近鉄GHD<9041.T>、京急<9006.T>などの陸運株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株もさえない。ソフバンG<9984.T>、ZHD<4689.T>、ネクソン<3659.T>などの情報通信株も売られた。

 個別では、サイバーコム<3852.T>、ピーバン<3559.T>、キャリアL<6070.T>、Sサイエンス<5721.T>、ユーグレナ<2931.T>などの上げが目立った。半面、三井海洋<6269.T>がストップ安となり、三井E&SH<7003.T>、飯田GHD<3291.T>、Gunosy<6047.T>、オープンドア<3926.T>、オイラ大地<3182.T>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、21業種が上昇した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

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