M&ACHが続急落し昨年来安値、22年3月期第3四半期決算の発表を延期

株式

2022/1/25 14:10

 日本M&Aセンターホールディングス<2127.T>が続急落。24日引け後に、22年3月期第3四半期決算の発表を延期するとしたことが嫌気された様子。株価は前日比267円安の1840円まで値を下げ、24日の昨年来安値2077円を更新している。

 同社は、21年12月20日付「当社連結子会社の売上の期間帰属等に関する調査のお知らせ」で公表したとおり、連結子会社の日本M&Aセンターの売上の期間帰属等に関して一部不適切な社内報告が存することが社内での確認の結果発見されたことに伴い、現在、外部専門家の協力のもと進行期を含む過去5年半の社内調査を実施している。調査の進捗により、日本M&Aセンターにおける売上の期間帰属(いわゆる期ずれ)が問題の中心であることは明らかだが、不適切な社内報告案件の最終特定から同社決算への影響額の確定に至るまで、調査の正確性を担保するためには今後も一定の時間を要することから、22年1月28日に予定していた22年3月期第3四半期の決算発表を延期することとした。

 午後2時7分現在の株価は256円安の1851円。

提供:モーニングスター社

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