三洋化成、徳島大学とSAPを用いてエクソソームを高精度・高収率に回収する精製法を開発

株式

2022/1/25 15:58

 三洋化成工業<4471.T>は24日、徳島大学と、高吸水性樹脂(SAP)を用いてエクソソームを高精度・高収率に回収する精製法を開発したと発表した。

 エクソソームとは、細胞から分泌される微小粒体。細胞間でさまざまな情報を伝達する生体物質であり、疾病の診断や治療にも使えるとされている。今回、徳島大学の研究グループの基本構想・評価技術と同社のSAPの設計・製造に関するノウハウを組み合わせることで、エクソソームの回収・精製に適した精製法の確立に成功した。今後、今回確立した精製法の実用化をパートナー企業との連携によって加速させ、疾病予防や健康寿命の延伸に貢献することを目指す。

 25日の終値は、前日比60円安の5220円。

提供:モーニングスター社

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