オンコリスBが一時続伸、21年12月期の単体業績予想を修正し従来予想よりも赤字幅が縮小する見込み

株式

2022/1/25 15:59

 オンコリスバイオファーマ<4588.T>が続伸し、13円高の538円を付けた。24日引け後、21年12月期の単体業績予想を修正し、従来予想よりも赤字幅が縮小する見込みを示し、好感された。

 21年12月期業績予想で、売上高を従来予想の3億5000万円-7億円から6億4200万円(前期比2.0倍)とし、営業赤字は同20億円-16億5000万円から14億2100万円(前期は16億7400万円の赤字)となる見込み。売上高は、中外製薬<4519.T>からのテロメライシンの製法開発協力金などが加わり、従来の下限予想を上回った。損益面では、テロメライシン製法開発の進展遅延や、米国での臨床試験の組み入れ遅延などから、研究開発費が従来の想定を下回ったことで、赤字幅が縮小する。

 25日の終値は、前日比16円安の509円。

提供:モーニングスター社

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