三井E&SH、離桟から沿岸航行を経て着桟まで避航操船を含めた全ての操船を自動で行う実証実験に成功

株式

2022/1/27 15:47

 三井E&Sホールディングス<7003.T>は26日、商船三井<9104.T>を代表とする「内航コンテナ船とカーフェリーに拠る無人化技術実証実験」において、749トン型内航コンテナ船「みかげ」を用い、敦賀から境港の航路(約145マイル、約270Km)を、離桟から沿岸航行を経て着桟まで、避航操船を含めた全ての操船を自動で行った実証実験に成功したと発表した。

 実証実験では、事前に策定したルートに沿って同社が開発した「自律操船制御システム」を用いて航行し、古野電気<6814.T>が開発した「自船周囲情報統合システム」が航路上にある他船や障害物の情報を把握した際に、同社が開発した「避航計画システム」が安全な避航ルートを策定し、「自律操船制御システム」が避航ルートを航行するように追従制御することで安全な航行ができること、境港港では「自律操船制御システム」により完全に自動での着桟操船ができることを実証した。

 27日の終値は、前日比11円安の343円。

提供:モーニングスター社

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