テンダ、モーニングスターが投資判断「ニュートラル」で新規評価

株式

2022/2/3 9:13

 IT受託開発・製品提案で企業のワークスタイル変革を推進するテンダ<4198.T>は、モーニングスターが3日付レポートで、投資判断「ニュートラル」、想定株価レンジ2300-2900円で新たに評価した。

 旺盛なDX(デジタルトランスフォーメーション)需要を背景に、主力のITソリューション事業が好調だという。国内ラボ型開発(非常駐型準委任契約による開発)「テンダラボ」も、定額制で都度発生する案件にも迅速に対応できる点が評価され、案件規模・受注件数が順調に拡大していると指摘した。

 主力事業の基盤を固めた上で、ビジネスプロダクト事業に集中し成長に拍車をかける。マルチデバイスマニュアル作成・管理システム「Dojoウェブマニュアル」など新製品を適宜投入するほか、ITソリューション事業と各プロセスで連携し相乗効果を高めるという。

 22年5月期の連結営業利益予想は3億2000万円(前期比6.4%減)。研究開発費、広告宣伝費などの先行投資を積極化する。モーニングスターは、株価は市場の不透明感が和らげば、中長期の成長戦略が見直される余地はあるとした。

 2日終値は前日比1円安の1549円。

提供:モーニングスター社

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