日経平均は250円程度安、時間外取引でメタやナスダックミニ先物が下落=3日寄り付き

 3日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比250円程度安い2万7283円前後で推移。午前9時9分には、同335円19銭安の2万7198円41銭を付けている。現地2日の米国株式市場では、NYダウ、ナスダック総合指数がともに4日続伸した。ただ、通常取引終了後、メタ(旧フェイスブック)<FB>が10-12月期の決算を発表し、純利益が減益となった。同社株が時間外取引で急落し、同じく時間外取引でナスダックミニ先物も大きく下落していることが重しとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比90円安の2万7450円だった。

 業種別では、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機機器株や、SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株が下落。電通グループ<4324.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も安い。SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も軟調。ZHD<4689.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も下げている。

 個別では、エムスリー<2413.T>、日ハム<2282.T>、FUJIMI<5384.T>、カシオ<6952.T>、メドピア<6095.T>などが下落。半面、新日科学<2395.T>、メンバーズ<2130.T>、アドソル<3837.T>、アスクル<2678.T>、三菱食品<7451.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=114円台の半ば(2日は1ドル=114円62-64銭)、1ユーロ=129円台の前半(同129円29-33銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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