17日の米国債券市場見通し=ウクライナ情勢に不透明感、神経質な展開に

債券

2022/2/17 15:54

予想レンジ:米長期債利回り 1.90%-2.10%

 ウクライナ情勢に不透明感、神経質な展開に

 現地16日に発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨(1月25、26日開催分)は想定の範囲内で、金融引き締めへの過度な警戒感が和らいだ。米債は買いが先行したが戻り売りも入り、長期債利回りは2.04%とほぼ変わらず。

 17日はロシアの国営通信社がウクライナ軍が砲弾と手りゅう弾を発射したと報じ、リスク回避の動きから東京時間の米長期債利回りは一時2%割れとなった。ウクライナ情勢の不透明感も強まり、米債はやや神経質な展開となりそう。

提供:モーニングスター社

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