<米国株情報>マクドナルドやスターバックス、コカ・コーラがロシアでの事業停止

株式

2022/3/9 14:15

 ファストフード大手マクドナルド<MCD>やコーヒーチェーン大手スターバックス<SBUX>、清涼飲料大手のコカ・コーラ<KO>とペプシコ<PEP>の4社は8日、ロシア国内の一部またはすべての事業活動を停止する方針を明らかにした。ロシア軍のウクライナ侵攻と、それに伴う西側諸国の対ロ経済制裁を受けた措置。

 マクドナルドはロシア国内にある847店舗の全店舗を一時的に閉鎖すると発表した。ロシア国内の出店地域の約84%が直営店で、従業員数は6万2000人。

 スターバックスはさらに強い措置として、ロシア国内でのすべての営業活動を停止する。この中には、自社製品の出荷停止も含まれる。同社は先週、ロシア国内にあるフランチャイズチェーン加盟の計130店からのロイヤルティー(店舗売上高の一定比率)収入をウクライナのための人道的支援に寄付する方針を発表していたが、8日、急きょ、より強い措置に転換した。ロシア国内の従業員数は2000人。

 コカ・コーラは事業を停止すると発表。同社は提携会社を通じ、ロシア国内に10カ所のボトリング工場を保有している。

 また、ペプシコはロシア国内での生産の一部停止のほか、清涼飲料水の販売や設備投資販売促進活動を停止するとしている。ロシア国内の従業員数は2万人。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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