日経平均は845円程度高、買い先行後も株価指数先物に断続的な買いで上げ幅拡大=17日寄り付き

 17日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比845円程度高い2万6607円前後で推移。午前9時20分には、同899円09銭高の2万6661円10銭を付けている。きのう16日に3日続伸した好地合いや、現地16日の米国株式市場で、NYダウが3日続伸し、ナスダック総合指数も続伸したことから、買いが先行。その後も、株価指数先物に断続的な買いが入り、上げ幅を拡大している。外国為替市場で、円がドルやユーロに対して円安方向に振れていることも支えとなっているようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比525円高の2万6125円だった。

 業種別では、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株が上昇。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、電通グループ<4324.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も堅調。信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も上げている。

 個別では、トルク<8077.T>、日電子<6951.T>、ユーザーL<3984.T>、アトラエ<6194.T>、Sansan<4443.T>などが上昇。半面、Sサイエンス<5721.T>、PLANT<7646.T>、OATアグリ<4979.T>、エアトリ<6191.T>、HIS<9603.T>などは下落している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=118円台の後半(16日は1ドル=118円37-38銭)、1ユーロ=131円台の前半(同129円72-76銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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