日経平均は58円程度高、売り先行後、株価指数先物に断続的な買いで上げ転換=18日寄り付き

 18日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比58円程度高い2万6711円前後で推移。午前9時10分には、同136円29銭高の2万6789円18銭を付けている。朝方は、きのう17日に大幅に4日続伸した反動や、4日間で1490円強(約5.9%)の値上がりとなっていることから、売りが先行した。ただ、現物株の取引開始後、株価指数先物に断続的な買いが入り、上げに転じている。現地17日の米国株式市場では、NYダウが4日、ナスダック総合指数も3日続伸し、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比35円高の2万6475円だった。

 業種別では、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が上昇。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。中部電力<9502.T>、関西電力<9503.T>などの電気ガス株や、サイバー<4751.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も堅調。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株も上げている。

 個別では、ギフティ<4449.T>、トプコン<7732.T>、M&ACH<2127.T>、スノーピーク<7816.T>、名村造<7014.T>などが上昇。半面、ネオジャパン<3921.T>、プロレドP<7034.T>、キャリアデ<2410.T>、ナイガイ<8013.T>、レオン自機<6272.T>などは下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=118円台の半ば(17日は1ドル=118円66-68銭)、1ユーロ=131円台の半ば(同131円05-09銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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