22日の東京外国為替市場=ドル・円、121円を挟みもみ合い

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2022/3/23 15:02

 22日の東京外国為替市場でドル・円は、16年2月以来の1ドル=121円台に乗せ、もみ合っている。

 前日のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言に続く形で、メスター・クリーブランド連銀総裁が中立金利(2.5%程度)の水準まで政策金利を引き上げ、来年はさらに利上げが必要になると発言。米金利先高感が強まった流れを受け継いだ23日朝方、ドル・円は1ドル=121円39銭までドル高・円安が進んだ。

 日経平均株価が朝寄り高から高原状態を維持するのを背景に、ドル・円は3月2週に入って以降急ピッチで上昇したこともあり、利益確定のドル売りが出たが、120円台後半では買い戻しが入った。

 午後に入ると、121円を挟みもみ合い。米金利先高感は依然根強いものの、米国時間にはパウエルFRB議長が参加するパネルディスカッションが控えており、様子見ムードもあって徐々に上値の重い展開となっている。

 15時現在、121円00銭となっている。

提供:モーニングスター社

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