日経平均は245円程度高、株価指数先物に断続的な買いで上げ幅拡大=14日寄り付き

 14日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比245円程度高い2万7089円前後で推移する。午前9時19分には、同295円53銭高の2万7139円02銭を付けている。きのう13日に大幅反発した動きが継続し、現地13日の米国株が反発したこともあり、買いが先行した。現物株の取引開始後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに、上げ幅を拡大している。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比70円高の2万6950円だった。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も高い。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も堅調。三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も上げている。

 個別では、アダストリア<2685.T>、大阪チタ<5726.T>、邦チタ<5727.T>、オオバ<9765.T>、共立メンテ<9616.T>などが上昇。半面、スノーピーク<7816.T>、ピックルス<2925.T>、ベクトル<6058.T>、TSIHD<3608.T>、ウイングA<4432.T>などは下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=125円台の前半(13日は1ドル=126円05-06銭)、1ユーロ=136円台の半ば(同136円62-66銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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