日経平均は200円程度高、買い先行後も時間外取引での米株価指数先物の上昇で堅調推移=21日寄り付き

 21日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比200円程度高い2万7418円前後で推移する。午前9時19分には、同225円62銭高の2万7443円47銭を付けている。きのう20日に大幅続伸した堅調な値動きから、買いが先行。その後も、時間外取引で米株価指数先物が上昇していることを支えに、堅調な値動きとなっている。現地20日の米国株式市場は、NYダウが続伸した一方、ナスダック総合指数が反落するなど、まちまち。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比変わらずの2万7180円だった。

 業種別では、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株が上昇。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も高い。日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も堅調。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株も上げている。

 個別では、東光高岳<6617.T>、日電子<6951.T>、トレファク<3093.T>、ダイヤHD<6699.T>、住友大阪<5232.T>などが上昇。半面、ネットプロテ<7383.T>、セラク<6199.T>、モバファク<3912.T>、BEENOS<3328.T>、ギフティ<4449.T>などは下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=128円台の前半(20日は1ドル=128円65-67銭)、1ユーロ=139円前後(同139円05-09銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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