<相場の読み筋>5月16日
2022/5/16 7:45
前週末13日の米国株式は、NYダウが前日比466.36ドル高の3万2196.66ドルと7日ぶりに反発、ナスダック総合指数は同434.040ポイント高の1万1805.002ポイントと続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億1132万株、ナスダック市場が57億2845万株だった。NYダウは前日まで6連敗となっていたことから、短期的なリバウンドを狙った買いが先行し、一時540ドルを超える上昇をみせる場面もあった。中国・上海市が、今月中旬をメドに新型コロナの新規感染者数をゼロとする目標を明らかにし、同国の景気減速に対する過度な警戒感が後退したことも支えとなった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、エヌビディアやアドバンスド・マイクロ・デバイシズ、ネットフリックスなどが上昇している。
16日の東京株式は続伸後、堅調な展開か。前週末13日に大幅反発した強い地合いや、現地13日の欧米株式が上昇したこともあり、買い優勢のスタートとなりそう。買い一巡後は、戻り待ちの売りも想定されるなか、個別株への物色が相場の支えになるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=129円台の前半(前週末13日は128円80-81銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=134円台の半ば(同134円14-18銭)と小動き。前週末13日のADR(米国預託証券)は円換算値で、東芝<6502.T>、アドバンテスト<6857.T>、東エレク<8035.T>などが、同13日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比285円高の2万6675円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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