日経平均は68円程度高、時間外取引で米株価指数先物が上昇し堅調推移=20日寄り付き

 20日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比68円程度高い2万6470円前後で推移する。午前9時17分には、同110円46銭高の2万6513円30銭を付けている。きのう19日、5日ぶりに大幅下落した反動から、買いが先行した。時間外取引で米株価指数先物が上昇していることを支えに、堅調な展開となっているもよう。現地19日の米国株式はNYダウ、ナスダック総合指数ともに続落。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比変わらずの2万6370円だった。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株が上昇。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、TOYO<5105.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も高い。三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も堅調。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株も上げている。

 個別では、エプソン<6724.T>、大阪チタ<5726.T>、アトラエ<6194.T>、邦チタ<5727.T>、日製鋼<5631.T>などが上昇。半面、日医工<4541.T>、クロスマーケ<3675.T>、エムアップHD<3661.T>、フィールズ<2767.T>、YACHD<6298.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=127円台の半ば(19日は1ドル=128円22-23銭)、1ユーロ=135円台の前半(同134円53-57銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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