(再送)23日の東京株式市場見通し=堅調な展開か

国内市況

2022/5/23 7:48

 予想レンジ:2万6500円-2万7000円(20日終値2万6739円03銭)

 23日の東京株式は、堅調な展開か。前週末にしっかりで取引を終えていた動きが継続し、買い優勢のスタートとなりそう。岸田文雄首相は21日、6月からの外国人観光客の受け入れ再開に意欲を示したことから、インバウンド関連銘柄に関心が向かいそうだ。ただ、上値を追うには手がかり材料に欠け、戻り待ちの売りに上値を抑えられる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=128円トビ台(前週末20日は127円92-94銭)、ユーロ・円が1ユーロ=135円台の前半(同135円29-33銭)と小動き。前週末20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、武田薬<4502.T>、日産自<7201.T>などが、同20日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比55円安の2万6715円だった。(高橋克己)

23日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・14:00 4月首都圏新規マンション発売、4月粗鋼生産

・日米首脳会談

【海外】(時間は日本時間)

・17:00 独5月Ifo景況感指数

・決算発表=ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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