日経平均は44円程度安、朝方は買い先行も戻り待ちの売りが優勢もよう=24日寄り付き

 24日午前9時19分すぎの日経平均株価は、前日比44円程度安い2万6957円前後で推移する。午前9時3分には、同98円68銭安の2万6902円84銭を付けている。朝方は、きのう23日に大幅続伸した動きや、現地23日の米国株式市場で、NYダウが続伸し、ナスダック総合指数も4日ぶりに反発したことなどから、買いが先行した。ただ、手がかり材料に欠けるなか、時間外取引で米株価指数先物が下落していることから、戻り待ちの売りが優勢となったもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所清算値比35円高の2万7085円だった。

 業種別では、電通グループ<4324.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株や、三井倉HD<9302.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株が下落。武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も安い。7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も軟調。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株も下げている。

 個別では、KeePer<6036.T>、レオパレス<8848.T>、ベネ・ワン<2412.T>、西松屋チェーン<7545.T>、レノバ<9519.T>などが下落。半面、トレックスS<6616.T>、大阪チタ<5726.T>、東京計器<7721.T>、DMG森精機<6141.T>、OATアグリ<4979.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時19分時点で、1ドル=127円の後半(23日は1ドル=127円58-59銭)、1ユーロ=136円の前半(同135円24-28銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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