日経平均は242円程度安、4日続伸の反動や米国株安で軟調推移=29日寄り付き

 29日午前9時26分すぎの日経平均株価は、前日比242円程度安い2万6807円前後で推移する。午前9時24分には、同273円39銭安の2万6776円08銭を付けている。きのう28日に4日続伸した反動や、現地28日の米国株式が続落したことから、売りが先行した。その後、やや下げ渋る場面もみられたが、総じて軟調な展開が続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比325円安の2万6745円だった。

 業種別では、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株が下落。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も安い。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株も軟調。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株や、テルモ<4543.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も下げている。

 個別では、ピックルス<2925.T>、ペッパー<3053.T>、ラクスル<4384.T>、インフォMT<2492.T>、エムティア<9438.T>などが下落。半面、石油資源<1662.T>、三井松島HD<1518.T>、アツギ<3529.T>、スギHD<7649.T>、Jパワー<9513.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時26分時点で、1ドル=136円台の前半(28日は1ドル=135円75-76銭)、1ユーロ=143円台の前半(同143円68-72銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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