30日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、137円を意識した展開か

為替

2022/6/30 8:32

ドル・円予想レンジ:1ドル=135円80銭-137円00銭

 30日の東京外国為替市場で、1ドル=137円を意識した展開とみる。米国時間はECB(欧州中央銀行)主催の「ECBフォーラム」におけるパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の金融引き締めに前向きな発言を受けてドル買いが優勢となり、一時137円を付けた。足元では利益確定目的のドル売りが出て上げ幅を縮めており、東京時間も利益確定売りをこなしながら同水準を試す動きとなるが注目だ。一方、四半期末に伴う売り買いも活発化しそうで、国内輸出企業による実需のドル売りが上値を抑える可能性もある点は注意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:5月鉱工業生産速報

アジア:中国6月製造業PMI(購買担当者景気指数)

北米:米5月個人所得・個人消費支出、米5月PCEデフレーター、米6月シカゴPMI(購買部協会景気指数)

欧州:独5月小売売上高、英1-3月期GDP(国内総生産)改定値、ユーロ圏6月失業率

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ