<特集>年後半の有望銘柄(3)=富士電機―半導体や蓄電システムの需要拡大に期待
2022/7/1 17:03
富士電機<6504.T>をマークしたい。同社の23年3月期連結業績は、売上高9600億円(前期比5.5%増)、営業利益820億円(同9.6%増)を計画。好調が続く半導体事業では、EV(電気自動車)向けや産業分野向けのパワー半導体の需要拡大が続くとみられるなか、同社では生産能力を拡大する投資も継続しており、生産増による収益拡大が見込まれる。また、足元では猛暑による電力不足が問題となっているが、冬季にも電力不足が懸念されていることから、パワエレエネルギー部門が手がける蓄電システムの需要拡大も期待される。原材料価格の上昇が懸念されているが、販売価格への織り込みも順調とみられる。前提となる為替レートは、1ドル=120円、1ユーロ=133円としており、現状の為替動向からは円安メリットも意識される。
同社株は1月5日に上場来高値6500円を付けた後、調整入りとなったが、6月8日に直近高値となる6390円まで回復する場面もみられた。足元では、全体相場が調整入りしたこともあり、同23日には5250円を付けるなど、もみあい商状にある。
提供:モーニングスター社
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