<相場の読み筋>7月4日
2022/7/4 7:45
前週末1日の米国株式は、NYダウが前日比321.83ドル高の3万1097.26ドルと反発、ナスダック総合指数が同99.109ポイント高の1万1127.845ポイントと5日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億2945万株、ナスダック市場が47億6540万株だった。米6月ISM(サプライマネジメント協会)製造業景気指数が53.0となり、市場予想平均54.5を下回った。景気の減速が警戒され、金利上昇のペースが緩むとの見方が台頭。米10年物国債の利回りが一時2.7%台に低下(価格は上昇)し、幅広い銘柄が買われた。NYダウ採用銘柄では、マクドナルドやコカ・コーラ、ボーイングなどが値上がり率の上位に入っている。
4日の東京株式は反発後、もみ合いか。日経平均株価は、前週末1日にかけて3日続落し1100円を超える下げとなっていた反動や、現地1日の米国株式が反発したこともあり、買い先行のスタートとなろう。ただ、手がかり材料に欠けるなか、米国株式市場は現地4日、独立記念日で休場となることもあり、様子見姿勢が強まる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の前半(前週末1日は135円30-32銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=140円台の後半(同141円32-36銭)とやや円高方向にある。前週末1日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ソニー<6758.T>、TDK<6762.T>、ホンダ<7267.T>などが、同1日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比480円高の2万6310円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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