日経平均は215円高と大幅続伸、時間外の米株先物高を支えに買い先行、一巡後は伸び悩む=5日前場

 5日前場の日経平均株価は前日比215円43銭高の2万6369円24銭と大幅続伸。朝方は、買いが先行した。4日の米国株式市場は独立記念日のため休場ながら、日本時間5日朝の時間外取引で米株価指数先物が高く、支えとなった。先物買いを交えて上げ幅を拡大し、一時2万6532円51銭(前日比378円70銭高)まで上昇した。一巡後は、戻り売りに伸び悩み商状となり、前引けにかけて2万6400円割れ水準で推移した。

 東証プライムの出来高は5億1716万株、売買代金は1兆1920億円。騰落銘柄数は値上がり1019銘柄、値下がり722銘柄、変わらず97銘柄。

 市場からは「朝高後は、8日に集中するETF(上場投資信託)の分配金捻出売りへの警戒感が上値を抑えている。今月のFOMC(米連邦公開市場委員会、7月26-27日開催)に向けて米国株は下げへのリスクがあり、日経平均2万6000円割れの可能性がある」(銀行系証券)との声が聞かれた。

 業種別では、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>、T&DHD<8795.T>などの保険株が上昇。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株も高い。大阪チタ<5726.T>、邦チタ<5727.T>、フジクラ<5803.T>などの非鉄金属株も堅調。エムスリー<2413.T>、楽天グループ<4755.T>、サイバー<4751.T>などのサービス株も買われた。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、JAL<9201.T>などの空運株も引き締まった。オリックス<8591.T>、イオンFS<8570.T>などのその他金融株も値を上げた。

 半面、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株が軟調。三井不<8801.T>、住友不<8830.T>、野村不HD<3231.T>などの不動産株も安く、大阪ガス<9532.T>、東ガス<9531.T>、東北電力<9506.T>などの電気ガス株も売られた。京急<9006.T>、SBSHD<2384.T>、近鉄GHD<9041.T>などの陸運株も値を下げた。

 個別では、メディアドゥ<3678.T>、ハイデ日高<7611.T>、メドピア<6095.T>、オーバル<7727.T>、OATアグリ<4979.T>などの上げが目立った。半面、クスリアオキ<3549.T>、アダストリア<2685.T>、ユナイテッドアローズ<7606.T>、KeePer<6036.T>、F&LC<3563.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、22業種が上昇した。

提供:モーニングスター社

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