5日の東京株式市場見通し=弱含みの展開か

国内市況

2022/8/5 7:47

 予想レンジ:2万7700円-2万8100円(4日終値2万7932円20銭)

 5日の東京株式は、弱含みの展開か。きのう4日の日経平均株価は続伸となったものの、心理的なフシ目の2万8000円近辺での戻り待ちの売りに上値は重かった。週末要因や、米7月雇用統計の発表も控えることから、見送りムードが強まりそうで、ポジション調整の売りに押される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=133円前後(4日は134円15-16銭)と円高に振れ、ユーロ・円が1ユーロ=136円台前半(同136円54-58銭)と小動き。4日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、楽天グループ<4755.T>、ローム<6963.T>、東エレク<8035.T>などが、4日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比80円安の2万7870円だった。(高橋克己)

5日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 6月家計調査、6月毎月勤労統計調査

・14:00 6月景気動向指数

・決算発表=エーザイ<4523.T>、ミネベアM<6479.T>、レーザーテク<6920.T>、三菱重工<7011.T>、いすゞ<7202.T>、スズキ<7269.T>

・IPO(新規上場)=クラシコム<7110.T>(グロース市場)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米7月雇用統計

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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