米国株式市場:金融株や石油株か買われ、NYダウが反発、ナスダックは3日ぶり反落

株式

2022/8/8 7:46

 前週末5日の米国株式は、NYダウが前日比76.65ドル高の3万2803.47ドルと反発、ナスダック総合指数は同63.025ポイント安の1万2657.555ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億2550万株、ナスダック市場が47億6363万株だった。

 注目された米7月の雇用統計で、非農業分野の雇用者数が季節調整済みで前月比52万8000人増となり、市場予想平均の同25万人増を大きく上回った。堅調な雇用情勢を受け、金融引き締め策が継続するとの見方から、米10年物国債の利回りが上昇(価格は下落)。相対的な割高感が意識されたハイテク株が軟調に推移した。一方、NYダウ採用銘柄では、JPモルガンやシェブロン、ベライゾン・コミュニケーションズなどが買われ、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末5日の大阪取引所清算値比35円安の2万8135円だった。

提供:モーニングスター社

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