日経平均は73円高と4日続伸、4カ月半ぶり高値水準、好業績株物色が根強い=8日後場

 8日後場の日経平均株価は前週末比73円37銭高の2万8249円24銭と4営業日続伸。3月29日(終値は2万8252円42銭)以来ほぼ4カ月半ぶりの高値水準となる。朝方は、売りが先行した。前週末の米ハイテク株安が重しとなり、グロース(成長)株の一角などが軟化し、寄り付き直後に2万8047円08銭(前週末比128円79銭安)まで下落した。一巡後は、いったん上げに転じた後、再度マイナス圏入りする場面もあったが、次第に盛り返した。根強い好業績株物色を支えに後場入り直後には2万8279円12銭(同103円25銭高)まで値を上げた。その後、後場中盤にかけ伸び悩んだが、下値は限定され、総じて高値圏でもみ合った。

 東証プライムの出来高は11億2335万株、売買代金は2兆7090億円。騰落銘柄数は値上がり894銘柄、値下がり867銘柄、変わらず77銘柄。

 市場からは「日経平均2万8200円台で強調子だが、戻り高値2万8300円台(取引時間中で3月と6月に形成)を前に高値警戒感も意識され、ここから上はしんどい水準だ。好業績・好決算銘柄が買われているが、先物買い・インデックス買いによるサポート効果の面もある」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、コスモエネH<5021.T>、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株が上昇。リンナイ<5947.T>、SUMCO<3436.T>などの金属製品株も高い。第一三共<4568.T>、小野薬<4528.T>、塩野義薬<4507.T>などの医薬品株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、りそなHD<8308.T>などの銀行株も買われた。JFEHD<5411.T>、日本製鉄<5401.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株や、東電力HD<9501.T>、関西電力<9503.T>、中部電力<9502.T>などの電気ガス株も値を上げた。

 半面、MS&AD<8725.T>、東京海上<8766.T>、SOMPOH<8630.T>などの保険株が下落。川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株も安い。日本紙<3863.T>、大王紙<3880.T>、王子HD<3861.T>などのパルプ紙株も軟調。三菱地所<8802.T>、三井不<8801.T>、住友不<8830.T>などの不動産株や、島津製<7701.T>、HOYA<7741.T>などの精密株も売られた。

 個別では、フィールズ<2767.T>、冶金工<5480.T>、三井松島HD<1518.T>、オプトラン<6235.T>、ロードスター<3482.T>、T&Gニーズ<4331.T>がストップ高。ロードスター<3482.T>などの上げも目立った。半面、メディアスH<3154.T>、クオールHD<3034.T>、ワオワールド<2352.T>、ジャムコ<7408.T>、アリアケ<2815.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、22業種が上昇した。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

株式新聞オリジナルアプリ

株式関連ニュース・銘柄情報に特化した株式新聞のオリジナルアプリで、
いつでも最新の情報をチェックできる便利なアプリです。

  • Google Play
  • App Store
▲ページTOPへ