(再送)9日の東京株式市場見通し=上値の重い展開か

国内市況

2022/8/9 7:47

 予想レンジ:2万7800円-2万8300円(8日終値2万8249円24銭)

 9日の東京株式は、上値の重い展開か。日経平均株価はきのう8日までに4日続伸し、3月29日(2万8252円42銭)以来、ほぼ4カ月半ぶりの水準を回復した。堅調な動きが期待されるものの、戻り待ちの売りも警戒され、もみ合い商状となりそう。消去法的に、好業績銘柄への個別物色が中心になるとみられる。23年3月期第1四半期(22年4-6月)決算で、利益予想が市場予想平均に届かなかった東エレク<8035.T>や、最終損益が大幅な赤字に転落したソフバンG<9984.T>などの動きに注目が集まりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=135円前後(8日は134円98銭-135円00銭)、ユーロ・円が1ユーロ=137円台の半ば(同137円79-83銭)と小動き。

 8日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、楽天グループ<4755.T>、ファナック<6954.T>などが、8日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比115円安の2万8125円だった。(高橋克己)

9日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 7月マネーストック

・15:00 7月工作機械受注

・30年国債入札

・決算発表=大和ハウス<1925.T>、明治HD<2269.T>、アサヒ<2502.T>、サントリーBF<2587.T>、東レ<3402.T>、ネクソン<3659.T>、テルモ<4543.T>、トレンド<4704.T>、IHI<7013.T>、オリンパス<7733.T>、セコム<9735.T>

【海外】(時間は日本時間)

・米3年国債入札

・決算発表=アイロボット、カプリ・ホールディングス、マシモ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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