東エレクが急落、第1四半期決算は営業利益が市場予想の平均に届かず

株式

2022/8/9 10:18

 東京エレクトロン(東エレク)<8035.T>が急落し、一時4330円安の4万5370円を付けている。8日引け後、23年3月期第1四半期(22年4-6月)の連結決算を発表。2ケタの減益となったほか、営業利益が市場予想の平均に届かなかったこともあり、嫌気された。

 第1四半期決算は、売上高が4736億5400万円(前年同期比4.8%増)、営業利益が1175億1900万円(同17.1%減)だった。新型コロナによる一部地域のロックダウンの影響を受け、一部装置で出荷遅れが発生したことも響いた。営業利益の市場予想平均は1645億円程度だった。

 23年3月期第2四半期(22年4-9月)の業績予想は、売上高1兆1000億円(前年同期比18.0%増)、営業利益3190億円(同16.1%増)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で43.1%、営業利益で36.8%となっている。

 午前10時17分時点の株価は、前日比4240円安の4万5460円。

提供:モーニングスター社

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