<米国株情報>ベッド・バス&ビヨンドが急落、ロバート・W・ベアード証券が投資判断を引き下げ

株式

2022/8/10 10:21

 家庭用品・家具専門のオンライン小売大手ベッド・バス・アンド・ビヨンドが9日、前日比14.20%安の9.62ドルと急落した。ロバート・W・ベアード証券が投資判断を「アンダーパフォーム(売り)」に引き下げた。

 7月中は安値圏で停滞していたベッド・バス&ビヨンドの株価が足元で急騰し、特に週明け8日には前週末比63%高となったが、同証券はオンライン掲示板「レディット」のスレッド「r/WallStreetBets」に呼応し、投機を仕掛けるミーム投資家の買いによるもので、会社の経営の健全性や業績見通しなどファンダメンタルズ(基礎的条件)を反映していないと指摘。

 むしろ、ベッド・バス&ビヨンドの現金と現金同等の資産額は、23年2月期第1四半期(22年3-5月)の決算によると、1億750万ドル(5月28日時点)と、1年前の10億9700万ドル(21年5月29日時点)から急減しており、資金繰りに対する懸念が残るとしている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ