アイダが急落、第1四半期決算の損益が赤字に転落し嫌気される

株式

2022/8/10 12:02

 アイダエンジニアリング(アイダ)<6118.T>が急落。一時54円安の855円を付け、6月13日の年初来安値882円を割り込んだ。9日引け後、23年3月期第1四半期(22年4-6月)の連結決算を発表。損益が赤字に転落し、嫌気された。

 第1四半期決算は、売上高が136億6500万円(前年同期比4.5%増)、営業損益は1億2100万円の赤字(前年同期は2億7000万円の黒字)に転落した。売上高は、中・大型プレス機械の工事進行基準売上の増加があったが、電子部品不足や中国ロックダウンの影響で売上がズレ込み、当初見込みを下回った。損益面では、売上ズレ込みの影響や、原材料費や外注費、物流費などの上昇や、高付加価値プレス案件やサービスの売上ズレ込みによる粗利益率の低下などが響いた。

 第2四半期決算は、売上高360億円(前年同期比33.8%増)、営業利益27億円(同3.4倍)を据え置いている。

 前場終値は、前日比48円安の861円。

提供:モーニングスター社

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