国際紙パ商が急騰しストップ高、23年3月期第1四半期業績の好進ちょくを評価

株式

2022/8/12 13:37

 国際紙パルプ商事<9274.T>が急騰。10日引け後の決算発表で、23年3月期第1四半期(4-6月)の連結業績が好進ちょくを示したことが評価された様子。株価は前営業日比100円ストップ高の602円まで値を上げ、8日に付けた上場来高値537円を更新している。

 23年3月期第1四半期は、売上高1548億4500万円(前年同期比19.4%増)、営業利益53億3900万円(同3.4倍)。「国内拠点紙パルプ等卸売事業」が製紙原料分野、板紙分野の伸長で営業利益16億6400万円(同41.6%増)と好調に推移する中、「海外拠点紙パルプ等卸売事業」が、ヨーロッパ、オセアニアの貢献で営業利益を44億1400万円(同4.3倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の通期予想120億円(前期比27.9%増)に対する進ちょく率は44.5%となっている。

 午後1時34分現在はストップ高買い気配で差し引き25万株の買い越し。

提供:モーニングスター社

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