<特集>好決算銘柄ピックアップ(3)=帝通工―好調な利益進ちょくで見直し

株式

2022/8/12 17:22

 帝国通信工業(帝通工)<6763.T>をマークしたい。同社の23年3月期第1四半期(22年4-6月)の連結決算は、売上高が36億6800万円(前年同期比4.0%増)、経常利益が7億2200万円(同34.5%増)だった。自動車電装向けは、半導体などの調達難の影響による顧客の生産台数減少の影響を受けたが、ゲーム機市場向けは堅調に推移し、生活家電向けや医療機向けなどが好調だった。

 第1四半期決算を受け、第2四半期(22年4-9月)と通期の業績予想を上方修正。第2四半期は、売上高を75億円から80億円(前年同期比6.7%増)に、経常利益を7億円から10億円(同4.6%減)に修正した。通期の予想では、売上高を158億円から165億円(前期比9.2%増)に、経常利益を15億円から18億円(同11.1%減)に引き上げた。引き続き、円安基調が続くと想定。前提となる為替レートを1ドル=110円から125円に円安方向に見直し、経常利益は減益幅が縮小する見込みとした。修正された第2四半期業績予想に対する第1四半期決算の進ちょく率は、経常利益で72.2%と高く、再修正の可能性もありそうだ。

 株価は、7月26日に年初来高値1510円を付けた後、利益確定売りに押される格好となっているが、日足チャート上では、75日移動平均線が下値を支える動きが続いている。業績予想の上方修正があったにもかかわらず反応は乏しかったが、PBRは0.5倍台にあり、解散価値とされる1倍を割り込んでおり、割高感はない。

提供:モーニングスター社

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