米国株式市場:利上げペースが弱まるとの見方が強まる、NYダウ3日続伸、ナスダックは反発

株式

2022/8/15 7:46

 前週末12日の米国株式は、NYダウが前日比424.38ドル高の3万3761.05ドルと3日続伸、ナスダック総合指数が同267.273ポイント高の1万3047.186ポイントと反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億5835万株、ナスダック市場が46億2456万株だった。

 米7月輸入物価指数が前月比1.4%低下し、市場予想平均の同1.0%低下よりも低かった。10日に発表された7月CPI(消費者物価指数)も減速していたこともあり、物価上昇ペースの鈍化で、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げペースが弱まるとの見方が強まった。NYダウ採用銘柄では、ウォルト・ディズニーやメルク、アップルなどが値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末12日の大阪取引所清算値比170円高の2万8710円だった。

提供:モーニングスター社

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